私は芦ノ湖と富士山が大好きで、年間何度も箱根海賊船に乗っています。
とにかく船から富士山を見たい!富士山の写真を撮りたい!という方のために抑えるべき4つのポイントを紹介します。
目次
【ポイント1】
富士山が見える確率が高いのは冬!
意外と知らない方が多いですが、夏は富士山はほとんど見えません。
たくさんの雲に覆われてしまっているからです。
富士山を見に行く道中は雲一つない快晴でも、到着してみたら富士山の周りにだけ雲があって見えずガッカリすることがほとんどです。
見える確率が高いのは11月〜2月です。
特に12月と1月が見える確率が一番高いです。
基本的には早朝が一番良いです。
なので、日本人でも外国人でも、雪のかぶった富士山が好きな人が多いですが、全く雪のない富士山の写真を撮ることの方が難しいです。
【ポイント2】
元箱根港から乗船がオススメ!乗船前にビュースポットへ行こう!
海賊船は、基本的には箱根町港→(約10分)→元箱根港→(約25分)→桃源台港という経路を周遊しています。
富士山は船から常に見えているわけではありません。
富士山が見える区間は限られています。
▼芦ノ湖上で富士山が見えるポイントはざっくりいうとここら辺です。
長い時間船に乗りたいのであれば、箱根町港から乗ったら良いですが、とにかく富士山と芦ノ湖と写真を撮りたい!という方は、
元箱根港→桃源台港区間がオススメです。
元箱根港から乗れば、
進行方向に富士山を見ることができます。
そして、なぜ最初の箱根町港からではなく元箱根港から乗ると良いかというと、
元箱根港の近くに芦ノ湖と富士山を一望できるビュースポットがあるからです。
乗船前にぜひここへ行って欲しいです。
元箱根港からは富士山は見えません。でも、港から湖畔沿いを150m歩いたところに富士山と芦ノ湖を一緒に一望できるところがあります。
▼こちらがビューポイントのGoogleマップです。(芦ノ湖の逆さ富士と打つと出てきます)
▼特に看板などはありません。ここからです。
▼ズームするとこんな感じで。
なので、時間に余裕を持って元箱根港へ行き、早めに乗船チケットを購入してからここで写真を撮るのがオススメです。
海賊船は定員に達すると乗り切れず次の便に回されてしまうので、混んでいる日は早めにチケットを購入したり乗船改札の列に並んだ方が良いです。時間に余裕を持って元箱根港へ行きましょう。
ちなみに…
▼箱根町港からは富士山は少ししか見えません。
桃源台港からは全く見えません。
下記のポイント3に記述しますが、船から富士山が見えるのは数分間だけなので、ゆっくり写真を撮りたい方はぜひ乗船前に元箱根港近くのビュースポットへ。
【ポイント3】
乗船したら最上階の右前あたりでスタンバイ!
海賊船は、一階、二階、屋上デッキになっています。
屋上デッキの進行方向右前あたりが富士山の写真を撮るベストポジションです。
ちなみに、
海賊船には普通船室と特別船室があります。
特別船室へ入るには別途500円かかります。船は3種類あり、船によってはどの階も前方が特別船室になっていたりします。
ですが、基本的には普通船室でも進行方向右側にいれば良い写真が撮れます。もちろん混み具合にもよりますが…
▼普通船室ではここがベストポジション
左前からでも見えますが、
箱根神社の赤い鳥居の写真と富士山を一緒に撮りたい場合は右側でないと無理です。
▼船から富士山と箱根神社の鳥居を撮影
少しに注意してほしいのが、船が元箱根港に停泊している時の向きです。だいたい元箱根港に前向きで停泊してます。(そうじゃない時もあります。)
なので出航したら船の向きを変えて出発するので、船のどっちが前でどっちが後ろか注意です。
【ポイント4】
船から富士山が見えるのは最初の約5〜10分だけ!
そして、重要なのは、
元箱根港を出航後の最初の5〜10分くらいしか富士山を見ることは出来ない
ということです。
船からずっと富士山が見えているわけではありません。
船が進むにつれて、富士山はだんだんと手前の山に隠れていき、あっという間に完全に見えなくなってしまいます。
なので富士山の写真を撮りたい場合は最初の5〜10分くらいしかチャンスがないので見逃さないように注意してください。
だからこそ、乗船前に元箱根港近くのビュースポットでゆっくり写真を撮ることをオススメしたいです。